お肉料理の達人は誰か?

2018/02/21
 
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こちらのカテゴリーは「ネパールの伝統」です。

本日は、

ちょっとグロいお話になってしまいました。

できれば、、、

お食事をしながら読まないでいただけたらと思います。

では、行きます。。。

 

ネパールでは結婚シーズン真っ盛り。

結婚式の披露宴

ともなれば!

山羊の肉が大判振る舞いされます。

忘れもしない

義姉の結婚式では、

生きた一頭の山羊すべてを料理したのを見てました!!

雄は生贄用で肉は臭く硬いのですが、

食用として

オカマにされ育てられる山羊(写真の山羊)は、

ネパールで最高の食材として高価格で取引されます。←現在1キロあたり900ルピー

これは臭みも少なく、

柔らかで素晴らしいカレーができます。

足だけをスープにす

とっておきの料理もありますよ。

豚足ではなく、

山羊足ですね。

病人に生きる力を与えるスープなんだそうです。

さあ、

次に山羊と並んで紹介するべきは、

水牛です。

誰もが愛する水牛モモ

実は、

(秘密ではありませんが)私は最近まで、

台所に持ち込まれるその赤々とした大量の肉の塊を

見るのも、触るのも大嫌いでした。

ましてや食べることなど、ぶるぶる・・・

とってもできるものではなかったんです。

それでも、家族が集まれば水牛を食べずに何を食う?

みたいな感じで

ネパールで一般的に肉と言えば、

言ってしまえば

殺したての動物そのものです。

もっとも最近ではスーパーなどへ行けば、

外国並みにパックされたものもありますけど。

そういうものは高くつくから、

あんまり使われないとは思いますが。

 

アヒルや鶏、水牛、山羊や豚、猪まで買える

必要な量を固まりのままで持ち帰り、

調理するわけです。

新鮮である証拠として、

肉屋には、

山羊の頭をディスプレイしてあったりして・・・

ああ、もちろん頭だって売り物だよねぇ?

へたをすると、

そういった山羊の目と目が合ってしまう。冷汗 

そんな感じで肉屋さんはできるだけ、

避けて歩きたい。笑

ちなみにこちらの写真は猪です。

 

これは茹でて、

塩だけで食べる高級食材。

一キロ550ルピーだそう。

 

料理の達人ネワール

彼らの肉料理と言ったら、

もう数えきれないほど。

料理にはすごく興味があるから、

横目でちらりと見ているだけの私。

水牛の水餃子モモは、

子供から大人や年寄りまでとにかく好んで食べますよね!

そして、水牛ミルクのヨーグルト!

これまた絶品!!思わず太文字にしたくなるほどに!うまい!

これも、嫌いな人はいないと思いますね。

ちなみに、南ネパールに行くと、

水牛もちょっと違っていて

背中にこぶのある白牛さんが、

一生懸命農作業をしている風景を良く見かけます。

ちなみに、こちらは食用ではありません。

ネワールの水牛料理は数多くありますが、

おもしろい料理としては、

肺に小麦粉を溶かしたものを流し込み縛って、

茹で上げるもの。これは、「フォクソ」と言って

いわゆるソーセージみたいなものです。

これです。↓

 

その他で代表的なものでは

寒い冬にだけ作られる、

水牛の煮こごり

これは間違いなく絶品リストに推薦します。

唐辛子たっぷりで柚子の酸味が効いている「サンニャクナ」

フィンネルの香りがポイントの「トウカ」

こちらは、まるでコンビーフです。

写真がないのが残念なのですが

20年くらい前までは、

伝統的な会食が主流でしたから

冬のご馳走として煮こごりはまさに主役でした。

ケーキみたいに固まった煮こごり2種類を

葉っぱのお皿にどかっと

入れてくれるんですが、その量といったら!

もう少し手加減してほしいわぁ

まあ、この煮こごりは肉には見えない?のか??

なぜかあれだけは、

食べられる自分に驚き!

しかし残念ながら、

近頃では伝統式の会食会はほとんど皆無。

バイキングパーティ式のお呼ばればかりで、

伝統的な料理は置き去りにされています。

だからいつか、

私が味わった伝統料理のレシピをちゃんと後世に残したいって、

本気で思いますね。

でなきゃ、跡形もなく消え去ってしまいそう。

 

お祈りの時に

各家庭には、

お祈りをしてくれる司祭さまがいるものなんですが、

私の場合、

外国人扱いになるならば、

そういった場への参加は許されなかったハズ。

でも、この司祭さまが私を許し受けいれ、

ハリ(旦那の名前)の妻である限り

と言う前置きをつけて、

参加の権利を与えてくれたんですね。

これも、民主主義の流れなんでしょうか?

私が、司祭さまからたくさんのお言葉や

学びを頂くことができたのは、

本当にありがたいことでした。

「人として、絶対に必要なものがある。

ほら、みてごらん。

お祈りにも

なくてはならないんだ。

これはね、サイの肉なんだよ。」

人が亡くなった後に行われる供養行事

恐らくは

人の成形に関する抽象的な

作法であったかと思われます。

小麦粉にバナナを混ぜ、

水で練ったあとに何等分かして、

おにぎりみたいに丸めたその中に、

黒いサイ肉の塊を入れながら、

肉を食せよ。

と司祭は悟しているのでした。注意:祈りごとの中で肉と言う言葉は使われません。

それから、

少しづつ私の気持ちにも変化が起こり、

近頃では

ありがたいことに、

普通に肉を食べれるようになりました。

皆と同じように味わえるようになるって・・・嬉しいなぁ

話は長くなるんですが、

友人の新築祝いパーティにお呼ばれした際に、

顔見知りの日本人女性が一人で来ていました。

日本語でおしゃべりできるのが妙に嬉しくて、

一緒にテーブルを囲みながらいろいろとお話をしました。

その時に、

初めて知ったのですが、

彼女も私と同じ境遇だったんですね。

国際結婚組み同士で、

話しはさらにはずみました。

彼女の旦那さまは、リンブー族。

リンブーと言う人達は、

日本人に非常に良く似た容姿

その食生活はどうなのかしらん、、、と興味シンシン私は、

いくつか質問をしてみてみました。

彼女の話では、お祝いごとの時には豚を良く料理するとのこと。

ふむふむ、、、

なるほど、、、

リンブー族の親戚グルン族やライ族の人らが、

多く住むエリアにはそういえば豚肉屋が多かったなぁ。

「それで?どんな風に料理して食べるんですか?」

私のぶしつけな質問に、

彼女はとても真面目に返答してくれました。

でもかえってそれがあまりにグロくて、

一瞬息をするのを忘れてしまったほど。

なんと!

豚の鮮血を肉にまぶして料理するんだって!

そういう習慣は中国にもあると聞きましたが、

ネパールでも同じようにして食べるとは!!

もちろん水牛だって生贄にするから、

驚くことはないのかもしれません。

そこからしばらくは、

血に関するえぐい話が続きました。。

彼女は全然顔色も変わんないし、

話もどんどんエスカレートしてゆく。。。

私はなんか意識がふらふらしてきたよ~

ああ、

もうやめよう。

とはいえ、

まだまだ知らぬネパールがあるのだわ。

と思わずにはいられなかったのでした。

そんなこんなで

肉から逃げ続けていた私が、

先人の知恵の氷山の一角だけを、

習得しただけであることを

自覚させてくれたこの一件。

だから、

先人の英知の真髄を学ぶためにも、

逃げてはならないと決心した訳なんですね。

長々と、ここまで読んで下さってありがとう。

そして、グロくてごめんなさいね。

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